今日は佐渡からズワイガニが届きました~☆
これは実家の母が送ってきてくれたものです。
母の生まれ故郷の佐渡のかには大好物!祖母がいた頃は時期になると祖母が送ってくれ、家族全員で堪能した後に電話をかけてお礼を述べ、手紙を書くのが風習でした。
事あるごとに贈り物をしてくれた祖母は、十数年の闘病の後に数年前に亡くなってしまいましたが、蟹やおけさ柿など季節のものは母が引き継いで、兄や私の家族へも送ってくれているのです。
祖母の時から「闇夜の蟹で無いと!」というジンクスがあり、いつもお店任せの事前予約で注文される蟹は、いつ来るか解らないロシアンルーレットのようで毎回ドキドキで待つことになります。
実家と我が家はいつでもOKなのですが、兄家族は土日指定なので余計に漁と月夜の絡みで日にちが難しいようで、きちんと届くまで母は心配で仕方なく落ち着かないそうです~^^;
到着した蟹は勿論採りたての茹でたてでチルドで送られてきます。
そして毎回身もぎっしり入って、かに味噌もたっぷり☆
冷凍物も美味しいけれど、やっぱり甘みや深みが全然違います!
我が家流のさばき方ですが、モモの部分は全て半割りに、胴体はスライスするように切り分けると食べやすいです。最初はそのままで~、少ししたら酢醤油で頂きます(*^_^*)
茹で汁も入っているのかもしれませんが、冷凍物には無い蟹味噌の量とまろやかさ!白いのは蟹の脂肪だそうですが、本当なのかな???
肉食の夫も結婚して3年半。毎年送られて来る蟹に段々面倒臭さよりも美味しさを思い知らされ、今回は食べる前からメチャメチャ楽しみにしていて、本当に満喫して面倒がらずに食べてくれました☆
好きな人間から言わせると「蟹って面倒」の意味が解りませんから~!!
そして今日は鳥の照り焼きと昨日の天ぷらの残りとで何とかしようと思っていたので、それらとサラダしか用意無し!!!
今日昼間に久々に家族全員でガッツり畑に行って来た時に収穫した初ごぼう!
売っているものよりちょっと太めでしたが、サラダごぼうなので大丈夫??とさっと茹でて、マヨ、味噌、ゴマでサラダに!私には丁度でしたが夫には硬かったようです。
ごぼう特有の香りもきつくなく、太目の千切りでも食べやすかったです。基本野菜好きのタマも蟹の途中で気づいたように食べ始め、気に入ったようで4回もおかわりしました。
しかし、刺身好きのタマは気に入ると延々と食べたがるので、今回は危険と判断して最初は自分たちがゆっくり食べられるようにしちゃいました^^
最初に蟹の爪の先を与えて食べさせておいたのですが・・・意外と器用に身を取り出して食べていました。最近お肉も食べますが、魚やシーフードはお肉より好きみたいです。
しかし、夫が爪の先を一生懸命食べているのをかわいそうがり、ハサミやモモの美味しいところをあげるとパクパクと喜んで食べるし、蟹味噌の部分を少し食べさせると・・・・はまったぁ~!!!!
それまでは喜んで食べていた身の部分をあげようとしても「駄目!ないない!」と拒否!蟹の甲羅を指差し「これ、これ!」と・・・。
幸い私は蟹味噌より身の方が好きなので、夫とトレード☆
夫がタマと戦っている間に美味しく身を頂きました(*^_^*)
ここで話していたのは、育ちの事です。
夫の母は笹塚(東京の杉並区?)生まれの笹塚育ち。
魚は好きですが、やっぱりスーパーに並ぶものが多く、蟹なんて美味しいとも思わないし面倒なだけと思って育ったそうです。
その点我が家は母が佐渡の生まれで私たち子供は夏休みは佐渡に入り浸り!牡蠣や柿、蟹やお米等地元の人しか知らない本当に美味しい物を送ってもらって食べていました。
夫も私も東京で生まれ育っていますが、夫は田舎というものが無かったのでとってもあこがれたそうです。
そして夫の夢だった田舎暮らしに、良さを知っている私が乗っかった形の今の田舎暮らし・・・。
タマやモモは美味しい野菜や海産物は勿論、都内のケーキやお肉。両方の良い所を取って美味しいものを食べているな~と思う今日この頃。
最近食べ放題のサラダのコーンに手をつけなくなったタマに不安感を覚えます。
本当に美味しいものってなかなかお金では買えないものが多いですよね。
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そうよね!、面倒なんて思ったこと無いわよ。
旨い好物を食べるのには、何でもしちゃう~。
私も漁師さんたちに可愛がられて育ったので魚介で大きくなった感じ。
夫は里山育ちで、生魚は滅多に食べたこと無く成長。
そんな真逆の育ちが結婚しても、今では魚の食べ方は夫の方が上手かも~、結婚当初は骨がイヤ、殻が邪魔と言ってましたがね。
タマちゃんが蟹味噌に嵌った・・・うわぁ~、これは先々呑ん兵衛の資質(私もそうだったもの~)。